2004.08.12 Kagrra,『東奔西走巡業』@OSAKA MUSE。

kagrra040812

Kagrra,のファンになって4年ほど経ちましたが、ライブやイベントには時間や懐具合が合わなくってなかなか参加できてなかった自分。
だけど今回タイミングが合って、Kagrra,メジャー初のツアーだってこともあったので初めて遠征してきました。

ファン: 「Kagrra,ひさしぶりやわ。めっちゃ暴れたいわ」

勢いづいた関西弁が、あたしの周りで溢れていたOSAKA MUSE。
あたしも久しぶりのライブだったのでじっくり見たいなぁと思う反面、やっぱり彼女たち同様暴れたいなぁと(笑)思いながらメンバーの登場を今か今かと待っていました。

19:00を少し過ぎて『京』が流れ始め、 わぁぁっと上がる歓声の中、あっきー、白水さん、女雅らん、真くんが登場。
そして最後に一志くんが登場し『幽現の人』が始まりました。
みんな衣装は『凛』のものを着ていましたが、一志くんだけ少し違和感が…。
やはり舞うにも足の負担は軽いほうがいいのか、着物の裾を切って作られたと思われるレッグウォーマーの下から黒いスニーカーが見え隠れ。
古代と現代が混在するこれこそが、Kagrra,流”ネオ・ジャパネスク”ってやつの1つなんでしょうか(笑)。

そんなくだらないことを独り考えていたら、曲は『月下想葬』に。
一志くんの高音がすごく綺麗に伸びていました。
最後、「~悲しき物語 哀れな物語…」と歌ってシットリ終わるのかと思いきや、そのまま一志くんは扇子を取り出し「大阪続いていくぞー!」と『恋綴魂』に突入。
最初から飛ばしまくっています。
ファンも続いてそれぞれの扇子を持ち上げ、会場は一瞬にして華やかになりました。
下手2列目で見ていたあたしも同じように扇子を振っていたのですが、偶然真くんの両脇が汗でびっちょりになっているのに気づいてしまい…そこに真くんの男らしさを感じてしまいました(笑)
一志くんが曲の終わりに、持っていた扇子をステージから投げMCに突入。

一志: 「大阪ひさしぶりだな~、元気にしてましたか?」
ファン: 「イェー!」
一志: 「今日はツアー4本目…だよね?(不安そうにメンバーに確認)今まで1本目から、いい調子できてるので、今日も最高のライブにしたいと思います」

「最高にライブにする」と約束してくれたところで、曲は5曲目の『じゃじゃ馬姫伝』に。
一志くんが「一つ人世に竜巻き興し♪」と歌った後に、女雅らんの「そいや!そいや!そいや!そいや!」というかけ声が入って粋で鯔背な江戸っ子の感じが出ていました。
そのまま『逢魔ヶ刻』『嘆きの詩』と続き、女雅らんのベースソロを挟んで『白い魔手』を演奏。
久しぶりにやってくれたこの曲、初めて聴いたときは『魔手』を「ましゅ」と読むのか「まて」と読むのか悩んだことを思い出しました。

前のほうで間奏時にヘドバンをしていた人がいて、あたしもやりたかったのですが何となく気後れしてやりそびれ;
終わってからなんとなく後悔してしまいました。
それから、『源平闘戰譚』『闇に散りけり…』を披露してくれました。

一志: 「久しぶりに心斎橋ミューズホールで(ライブを)やって、懐かしい感じがします。みんなにここで言わなきゃなって…今年の元旦に、Kagrra,はメジャーデビューしました!」
ファン: (拍手)
一志: 「メジャーに行っても、俺らは変わってないと思うし、みんなも変わってないことを願ってます。」

・(MC続く)

一志: 「愁」

一志くん、OSAKA MUSEを「心斎橋ミューズホール」なんて昔の名前で呼んでるわ~と軽く突っ込みを入れてみたい衝動に一瞬かられたのですが、メジャーデビューした喜びと、この先も自分たちの”和”というスタンスを変えないと嬉しいことを言ってくれたので、突っ込みは自分の心に閉まってしまいました。
『愁』では、一志くんの後に続いてファンが輪唱していました。
初めてKagrra,で輪唱してるのを聴いたんですけど、なんかいいですね。
メンバーとファンが一体になってるって感じがしました。その後『沙羅双樹の子護唄』が続き、MCに。

一志: 「今回、このミューズホールに、こんなにたくさん集まってくれるなんて思ってなかった。みんな本当にありがとう」
ファン: (拍手)
一志: 「デビューして、『愁』を出して7月21日…何の日でした?」
ファン: 「・・・・・・・・・・・・・・・・」(間が空く)
一志: 「?!」
ファン: 「DVD発売日ー! 『凛』発売日ー!!」
一志: 「もういいよ(苦笑)」
ファン: (笑)
一志: 「(新曲の『凛』は)もうみんな聴いたよな?」
ファン: 「聴いたー!!」
一志: 「よしよしっ 良かったっしょ?!」
ファン: 「良かった~」

なんだか強引に言わせてる感が否めない(失礼)MCですが(笑)、たしかに『凛』は夏らしくて良いなぁと思います。
実際、MC後に『凛』が歌われたんですけど、サビ部分での、一志くんと女雅らんのハモりが綺麗だった…
そして『祀』、『徒然謌』と送り込まれ、だんだんとテンションが上がる会場。

一志:  「おいおい大阪そんなもんか?まだまだいけますか~?!全員でかかって来いよ!!」

と煽られて『神謌』でおお盛り上がり。
『~夢イズル地~』でファン全員で合唱し、ライブはいったん終了しました。

もちろん、会場はアンコールの嵐。
「アンコール!アンコール!」という声の中、どこからか「かぐら!かぐら!」という声が聞こえてきました。
今Kagrra,のアンコールって「かぐら」って言うんだ…と新しい発見をした気分だったのですが、いつの間にか「アンコール!」に戻ってました。一時的なものだったんですかね?
そしてしばらくしてメンバーが再登場。
今度はみんな、今回のツアーグッズで売られているイラストレーター深谷友一朗氏画のTシャツを着ていました。

一志: 「大阪そんなもんか?まだまだ暴れたりないですか?」
ファン: 「イエー!!」
一志: 「そういう人には朗報があります」
ファン: 「えっ?!」
一志: 「9月3日に追加公演をやります。俺たちも初めてやる大阪バナナホールで。なのでここにいる人たちは全員参加してください。いいですか~?」
ファン: 「はーい!」
一志: 「ではここにいる人たち全員で声出して、俺たちに聞かせてください」

アンコール1曲目は『桜花爛漫』。「この咲き誇る桜の下 貴女と共に再び」と、一志くんとファンが一緒に歌うところが気持ちよかったです。

一志: 「今日は大阪のみんなと会えて、本当に嬉しいです。ありがとう」
ファン: (拍手)
一志: 「22日に渋谷のAXで、いちおうのツアーファイナルをやるんで、みなさん来て下さい。いいですか?」
ファン: 「はーい!」
一志: 「バナナホールにもぜったい来いよ。いいか?!」
ファン: 「はーい!」
一志: 「そんな小さな声じゃ、次の曲にはいけないな」
ファン: 「えー!?一志~~~!!」
一志: 「無理無理」
ファン: (口々に叫ぶ)
一志: 「五月蝿い!」
ファン: (笑)
一志: 「そんだけ、声が出ればこれからもずっとKagrra,と一緒にやっていけると思うんで、みんな絶対ついてきてください。いいですか?」
ファン: 「イエー!」
一志: 「いいですか?!」
ファン: 「イエー!!!」
一志: 「それでは最後の曲です…桜舞い散るあの丘で」

今ライブ最後の曲となった『桜舞い散るあの丘で』では、ファンはみなステージをじっと見つめていました。
一志くんは20曲近く歌っているのにも拘わらず、綺麗に声を伸ばしています。
そして曲が止み、一志くんに促されて、ファンのみんなで合唱。
今回は、暴れナンバーこそ少なかったものの歌と演奏をじっくりと聴かせてくれたライブでした。

SET LIST >>

OP.京
1.幽現の人
2.月下想葬
3.恋綴魂

 - – MC – –

4.じゃじゃ馬姫伝
5.逢魔ヶ刻
6.嘆きの詩

 - – Bass solo- –
7.白い魔手
8.源平闘戰譚
9.闇に散りけり…
 
 - – MC – –
10.愁
11.沙羅双樹の子護唄
 
 - – MC – –

12.凛
13.祀
14.徒然謌
 
 - – MC – –

15.神謌
16.~夢イズル地~
 
 - – MC – –

EN1. 桜花爛漫
 
 - – MC – –

EN2.桜舞い散るあの丘で


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