2004.08.22 Kagrra,『東奔西走巡業』@SHIBUYA-AX。

メジャーファーストツアー『東奔西走巡業』の、ファイナルとなったSHIBUYA-AX。
この日の朝まで飲んでいたあたしは、体外的にも体内的にも最高に絶不調(爆)
ですが、やはり最後だし何よりKagrra,のライブなので(笑)行ってきました。

 

SHIBUYA-AX。
昨年2003年の12月2日に行われたライブ『開花宣言~桜花爛漫』にて、”メジャーデビューします”と一志くんの口から発表された場所。
それから8ヶ月経った8月22日。
またこの場所でメジャーデビュー後初の全国ツアーファイナルを飾られるので、参加してきました。
会場内に入ると、すでに前のほうは少し人で埋まっていました。
この日がツアー2回目の参加だったあたしは初回の大阪に引き続き、またしても下手側に場所を構えておりました。

オープニングの『京』が流れ、ファンの人たちは一斉にメンバーの名前を呼び始めます。
メンバーはあっきー、白水さん、女雅らん、真くんの順で下手から出てきました。
『京』がいつの間にか止んで、『幽現の人』が始まったと同時に一志くんが転びつつ登場。
ファイナルだからなのかどうだったのかはわかりませんが、勢いが余ってしまったようです(笑)。

一志:  「AXいくぞー!!」

一志くんが客席を煽り、両手を挙げて答えるファン。
そのまま曲は『月下想葬』『恋綴魂』と続き、MCに入りました。

一志: 「帰ってきたぜ東京!元気でしたか?」
ファン: 「イェー!」
一志: 「…すごい元気だ」
ファン: 笑
一志: 「俺も元気が有り余りすぎてね…何でもない(笑)」

どうやら、先ほどの登場で転倒してしまったのを言い訳弁解しようとしていたようです。

一志: 「今日はツアーのファイナルってことで超気合い入ってるんで、みんなも最後まで俺たちと一緒に暴れて帰って欲しいと思います。今日は何が起こるかわからないんで、周りを思いやりつつ死ぬまで…(なんて言ってたか不明)いいですか?」

「何が起こるかわからない」というのは一体何をしてくれるの?なんて期待をさせてくれたところで、『じゃじゃ馬姫伝』へ。
一志くんの「一つ人世に竜巻き興し♪」に続いて、女雅らんの「そいや!そいや!そいや!そいや!」というかけ声で祭り気分にさせてくれた後、女雅らんが下手に寄ってきました。
彼はソフトモヒカンのような髪型で、すごく笑顔だったので「イイ顔してやがるぜこの色男」と堪能するのも束の間、下手側は大変な押し合い圧し合いで人口密度急上昇。
その後はうって変わって『逢魔ヶ刻』『詠』で、じっくり聴かせてくれました。

ベースソロが始まり、ベース音×「女雅ー!」のかけあいをした後に曲は『奇祭』へ。
そして『源平闘戦譚』『闇に散りけり…』と立て続けに送り込まれまれ、ステージはいったん暗幕。
どうやら今日のライブは、前半・後半の二部構成になっているようです。

真っ暗になった会場の中で、ファンの人たちのメンバーを呼ぶ声だけが聞こえてきます。
前半でメンバーがガンガン飛ばしてくれたお陰で会場の内のテンションと温度は沸点を超え、熱気むんむんの状態に。
とにかく暑くて汗だく。持っていた舞扇子で扇いでみるも、気休めにもなりませんでした。

 

ついに幕が開け、ステージは明るくなりました。
暗幕の間ずっと止むことのなかったファンの声はここでさらに大きくなり、いよいよ後半戦に突入。
前半にはなかった大きなスノコ のような板がステージの背面に立てられ、白水さんが独り登場しました。
ドラムソロ開始です。

力強く鳴るバスドラムの音が、お腹に鳴り響いてきます。
いつもライブ中の白水さんは他メンバーの後ろにいるので、あたしからはあまり見えなかったのですが、今ここで見る白水さんは鼻筋がスッと通ってすごく男前でした。
ドラムの音に合わせて、「白水ー!」と叫ぶファン。
白水さんが叩けば叩くほどファンもずっと「白水ー!」と叫ぶので、最後は白水さんの顔が少し笑っていました。
その笑顔がまた可愛い!
いやぁ、イイもん見せてもらいました(笑)。

あっきー、女雅らん、真くんが登場し、『凛』のイントロ開始。
それと同時に、黒地に和柄の模様の入った衣装に着替えた一志くんが登場しました。
今度は転びませんでした(笑)。
続けて『異邦境』に。
曲の後半で少し音が静まったところで、「光よ再び集え此の身を熱く滾らせ」をファンが合唱。

一志:  「AX行くぞー!お前らついて来いよー!!」

一志くんに煽られ、始まった曲は『祀』。
女雅らんが下手に来たので、下手側はまたしても大混雑になりました。

一志: 「今日、初めてKagrra,を見たって人?」
ファン: 何人か手が挙がる
一志: 「Kagrra,は(メジャー)デビューして8ヶ月経ってしまいましたが…」
ファン: 「おめでとー!」拍手
一志: 「どんどんライブでも音源でも聴いてくれる人が増えて嬉しいです。俺ら40歳になっても
Kagrra,続けていくんで(笑)、ずっとついて来るように。いいですか?」
ファン: 「はーい!!」
一志: 「言った俺がちょっと自信ないんですけどね(笑)頑張るぞ!」
ファン: 「頑張って!」何人か言う。
一志: 「ここで(昨年の)12月2日、AXでデビューを発表してね、それから2回目のAXでこんなに増えてすげぇ嬉しく思ってます。ほんとに俺ら周りにも恵まれて、良いスタッフと良い事務所と、良いメーカーに恵まれて。何より…みんなは俺たちの宝物だぞ…」
ファン: 笑

ちょっと自分の発言に照れ笑いだった一志くん。
それにつられて、ファンも笑ってしまいました。

一志: 「なのでみんな、これからも俺たちについてきてください。良いですか?」
ファン: 「イェー!!」

メジャーデビューした喜びとみんなへの感謝の気持ちを言ってくれた後で、曲はメジャーデビューシングルの『愁』を演奏。
そして『沙羅双樹の子護唄』と続きました。

一志: 「今回、2年ぶりのツアーをやって東京に帰ってきて、みんなが待っててほんとに嬉しく思います。どうもありがとう。」
ファン: 拍手
一志: 「さっきも言いましたが、Kagrra,がデビューして8ヶ月経ちました。これかもずっと良い曲を
やって、みんなに『神楽がいちばんだ』って言われるバンドで在り続けたいと思います。だから、これからもついてきてください。良いですか?」
ファン: 「はーい!」
一志: 「メジャーっていうのは1つの通過点で、これからもっと上へ上へ行くのですが、去年のAXでも言いましたけど、神楽の中身はもちろん、皆の中身も変わって欲しくないと思います。良いですか?」
ファン: 「はーい!」

そして『桜花爛漫』を演奏。
「さぁ一緒に」 と一志くんに促されて、ファンの合唱がはじまりました。

「AX全員で来いよ!」と一志くんに煽られて流れたのは『神謌』、そして『刹なる言葉』。
『刹なる言葉』は、比較的しっとり聴かせるものが多いKagrra,の曲の中でも数少ない暴れ系ナンバー。
なので、ファンの人たちもここぞとばかりに戦闘態勢に入ります。
「おいAX行くぞ!ついて来いよ!!」と一志くんが煽っている横で、あっきーが天井を指差し「上に飛べよ!」と言っているのが印象的でした。
『~夢イズル地~』では、ステージに設置されていたキャノン砲から銀テープが発射。
「わああぁぁ…っ」と盛り上がりの最中、ライブは終了しました。

しかし、ここで収まるわけはありません。
みんなさっそくアンコール。
途中、「かぐら!かぐら!」になったり各メンバーの名前呼びになったりいろいろ形は変えたのですが、最後は「アンコール!アンコール!」になってステージに呼びかけました。
そしてしばらくして、ツアーTシャツを着たメンバーが登場。
『魔笛』を演奏してから、MCになりました。

一志: 「今日はみんな、すげぇ元気だな。そして、男が多いね」
ファン: 「おぉ~っ」
一志: 「頑張ってるねぇ!負けんなよ!」

 

MCはしばらく続き、その中で一志くんの口から「マキシシングルを発売」という発表がされ、さっそくお披露目してくれました。
ささやくような声での歌いだしから始まる新曲『憶』は、10月27日にリリースされるそうなので早くしっかり聴いてみたいです。
そしてさらに、12月に渋谷公会堂でのライブがあると発表!「おめでとー!」とみんなで拍手を送りました。

最後に『桜舞い散るあの丘で』でもってファンの大合唱になったのですが、ここでステージの天井から花吹雪が降ってきて印象的でした。
ギターを弾いていた真くんの頭の上にたくさん花びらが積もってきていたのですが、真くんは変わらず無表情だったので、そのギャップがなんか面白くて独りツボってしまった自分。
どうして、こういうとこばかり目がいってしまうのでしょう;

一志: 「みんな、ホントに今日はどうもありがとう!今回のツアー、Kagrra,では初の追加公演が9月にあるんで、そこでまt…」
ファン: 笑
一志: 「うるせーよ!ばーか!(笑)」

最後のMCになりカッコよく喋っていた一志くんなのですが、声が裏返ってしまってみんなに笑われてしまいました。
照れ隠しで「ばーか!」とか言ってる一志くんが、ちょっと可愛かったです。

一志: 「9月にまたあるんで、そこでまた1つになろう」

そういって、最後は1本締めで終わりました。

 

SET LIST >>

OP.京
1.幽現の人
2.月下想葬
3.恋綴魂
– – MC – –
4.じゃじゃ馬姫伝
5.逢魔ヶ刻
6.詠
– – Bass solo- –
7.奇祭
8.源平闘戰譚
9.闇に散りけり…

※ここで前半終了、暗幕※

– – Drum solo- –
10.凛
11.異邦境
12.祀

– – MC – –

13.愁
14.沙羅双樹の子護唄

– – MC – –

15.桜花爛漫
16.神謌
17.刹なる言葉
18.~夢イズル地~

– – MC – –

EN1. 魔笛

– – MC – –

EN2. 憶(新曲)

– – MC – –

EN3.桜舞い散るあの丘で


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