2005.04.03 Kagrra, 『沙羅~懐かしの楽園~』 @郡山#9。

 kagrra02

”懐かし”の楽園コス(内輪ネタ)で臨んだツアー初日。
『雨が降るかもしれない』と、天候の心配が少しあったのですが、なんとかライブ開始まではもってくれないので一安心。(終了後に降られましたが;)

あたし的には、ちょっとした思い入れのあった郡山。なので多少、気温が低くても気合い十分。体が震えているのは、寒さではなく武者震いなんだわ!と自分に言い聞かせ、ライブに参加したのでした。

よく考えたら、なんでライブハウスなのにこんな嵩張る衣装着てきちゃったんだろう、と思い始めた開場時。
先に入場したはずのY嬢やG嬢、S嬢たちはどこにいるんだろうか…と目だけでこっそり探してみるも、薄暗い照明の中、縦に長く伸びたオーディエンスエリアにはすでに人がたくさん入っていて、隣近所の顔しか見られない状態。
気がつくと、自分は下手側の壁にべったりと貼りついた体勢でステージを見つめていました。

ドリンクのカウンターがすぐ近くにあったので、先にもらっちゃおうかどうしようかと迷ってる間に、オープニングアクトのアリス九號.が登場。すると後ろのほうに集まっていると思われるアリスのファンの方々の歓声が飛んできて、演奏が始まりました。
自分はこのバンドのメンバーと、そのライブを見るのは今回が初めてだったので、ちょっとじっくり見てみたいなぁと思ってステージに集中してました。これをやってしまうと、曲にノったりすることがなくなってしまうんですけどね^^;

将: 「先輩バンドのワンマンを盛り上げるために、頑張ります」

今日はツアー初日だからなのか、若干寂しいファンの反応にときどき首を傾げながら歌ってる将くんがちょっと可愛いなぁ~と思ってしまいました。でもこの人歌上手いし、フリなんかもいくつかあって覚えることができたので、次またやってくれたらバッチリ合わせられると思います。

アリス九號.のライブが終わって、いよいよKagrra,の出番!だったのですが…待ち人来たらず。機材の調子が芳しくなかったのかなんなのかはわかりませんが、しばらくの間スタッフさんがアンプ等の様子を伺ってるようでした。
途中、真くんと女雅らんが不意に登場。『キャーッ!』と沸いたのですが、彼らはスタッフさんと楽器の様子を確認(?)して再びステージ袖へ。

どれぐらい待ったかはわかりませんが、19:00近くになって『京』が流れ始め、やっとこさライブスタート。
AREAなんかの箱だと、ステージは幕で覆われていて曲に合わせて開いたりしてたのですが、ここ#9はそういったものがまったくないシンプルなステージ。メンバーはどうやって登場してくるのかしら?と思ってまってると、ステージ下手側からあっきーがツカツカと歩いて登場。彼は前髪が短くなってて、眉毛全開になってましたね。
先ほどのアリスのライブでは大人しく見ていたファンの方々も、一斉にメンバーの名前を呼び始めました。
続いて白水さん、女雅らん、真くんと同じように下手側から登場し、最後に一志くんが登場。衣装は全員、幻影の貌の衣装でした。あたしは一志くんを見るのは昨年末のイベント以来だったのですが、だいぶ髪が伸びてましたね。

1曲目は『幻影の貌』。今回は新曲が一発目。そういえば、自分はまだCD買ってないことに気づいてしまったのですが、いま大変な金欠なので未だしばらくは買いそうにないです…すいません(苦笑)
そして続けて『凛』、『葬』とメジャー進出後のリリース曲が続き、4曲目にしてインディーズ時リリースシングル「春麗ら」C/Wになっている『嘆きの詩』になりました。
この辺でMCになるかな?と思いきや『妖祭』、『混沌』と懐かしい路線2曲が続き、『源平闘戦譚』へ。そして再び『滅』、『憶』と新しい路線に軌道は戻りました。

ここまでで6曲を立て続けに演奏。息切れしないのかな…と一志くんを見てみると、すでに額には遠目からわかるぐらい汗が滲んでる。
思えば、Kagrra,って元々はMCの無いバンドだったんですよね。いつも5曲ぐらいを続けてバーッとやってステージを下りちゃう。一志くんも「姫君たち、いけますか?」「よろしいですか?」の煽り文句しか言わなかったので、あたしはKagrra,のライブ行き始めた頃、メンバーの全員の声って知らなかったです(笑)

一志: 「郡山は、イイ子が多いな…」
ファン: 笑
一志: 「こうイイ子に大人しく聴いてもらっちゃうと、俺もちょっと焦るんだけど(笑)」
ファン: 笑
一志: 「俺も生まれは長野ってことで、この時期はまだ雪がもっさり積もってることを期待してたんだけど、こっちはもう無いね。」
ファン: 「期待しすぎー!笑」
一志: 「きっと、お前らのこのライブに対する熱意が雪を溶かしたんだよな?」
ファン: 「そうだよー!笑」拍手
一志:「ライブハウスだから人口密度も高いし、具合悪くなっちゃうかもだけど無理しないで。でも暴れてください」

一志くんより優しいお達しがあった後、曲は『沙羅双樹の子護唄』へ。もー『暴れて』とか言いつつ、こんなしっとりした曲やられたらじっくり聴くしかないでしょうよ(笑)って感じだったのですが^^;
そして相変わらず掛け声は「合掌」なのか「わっしょい」なのかわからない『奇祭』へ。
前に出てきた女雅らんの肩を、そっと抱きつつ歌う一志くんに萌えあがる姫君多数(かなり沸きました笑)

一志: 「郡山そんなもんですか?」
一志: 「まだまだいけますかー?」

一志くんが扇子を広げると、待ってましたとばかりに掲げるファン。『恋綴魂』、『命』と扇子が揺れました。やっぱり、箱が狭いからないんでしょうけど、この時あたしのいた位置からはステージがまったく見えませんでしたね。扇子に埋め尽くされて、若干、チラッチラッとメンバーの足とか頭の天辺が見えるぐらいでした。あたしは、衣装の襟がぶつからないようにするのに一生懸命でしたけど…

一志: 「お前ら飛べ!」

打ち込みのイントロが流れてきて、曲は『~夢イズル地~』へ。ギターの音が鳴ると、一志くんと共に一斉に飛び跳ねるオーディエンス。あたしは襟と角が故障しないか心配で、思いっきり飛ぶことができず…なんて拘束の多い服なんでしょう。まぁ好きで作ってきちゃったんだからしょうがない–;

そしてアンコール。
今回はずっと『かぐら』コールで統一されてたような気がしますね。誰かが『「アンコール」を巻き起こしたい~』なんて言ってましたけど、かぐらコールがずっと止まなかったんで結局実現できず…
そんなこんなでしばらく経ち、今回のツアーTシャツに着替えたメンバーが登場。

一志: 「どうですか?このTシャツ。」
ファン: 「カッコいいー!!」
一志: 「またまたカッコいいのができたんだけど、当然買ったよな?」
ファン: 「買ったー!」何人か挙手

やばっあたし買ってない…というか、ツアーグッズなんてパンフ以外は滅多に買わないので、ちょっとこのMCはこっそり気まずくなりました。
そしてアンコール1曲目は『春麗ら』。左右にステップ踏みながら、笑顔全開で歌ってる一志くんに胡散臭さ可愛らしさを感じ、ついつられて一緒にステップを踏んでしまいました。突っ立ってるだけでも嵩張ってるのに、横に動いてどうする自分。
それぐらい、一志くんの笑顔力はスゴかったです(笑)
そしてちょこっと、「今年でデビュー2年目。これからもますます頑張っていきます」みたいなMCがあった後、『愁』に。

そして最後は全員での合唱『桜舞い散るあの丘で』。でもあんまり長く歌わなかったような?この頃、ライブ開始直前に起こったら腹痛がクライマックスを迎えていたので、自分的にあまり記憶がありません… せっかくのツアー初日だっていうのに悔しくで仕方ないのですが。
次のAXでは、リベンジしたいと思います。

 

Opening Act. アリス九號.>>

1. 朱い風車
2. グラデーション

 - – MC – –

3. 銀の月黒い星
4. 華一匁
SET LIST
(体調不良だったため、記憶若干曖昧。
間違いがあった場合は、わかり次第訂正します。)

OP. 京
1. 幻影の貌
2. 凛
3. 葬
4. 嘆きの詩
5. 妖祭
6. 混沌
7. 源平闘戦譚
8. 滅
9. 憶

– – MC – –

10. 沙羅双樹の子護唄
11. 奇祭
12. 恋綴魂
13. 命
14. ~夢イズル地~

– – MC – –

EN1. 春麗ら
EN2. 愁

– – MC – –

EN2. 桜舞い散るあの丘で


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