『京』を後ろに流しながら、あっきーと女雅らんが登場。軽く楽器のチューニング（？）などを合わせ始めると客席が色めき立ちました。
と同時に、上手側に設置されてたモニタにステージや客席の様子が映し出され、「インストが始まる」という空気に包まれました。
白水さんや真くん、そして一志さまが登場。
それぞれのメンバーの名前を叫ぶ黄色い声で会場はいっぱいになりました。
白水さんのドラムで始まった１曲目は『咒』。
女雅らんのベースが乗っかって、あっという間にKagrra,流”呪の世界”へ。
平安京をイメージして作ったという今回のアルバムの中でも、けっこうドロドロとした感じに仕上がっているこの曲は、あたしの中では映画”陰陽師”が連想されていました。
ただ、この曲は１曲目だったからなのか、それとも久しぶりのライブだったからなのか理由はわかりませんが、一志くんの歌い方がイマイチぎこちなかったような…？
でもまぁ、あたしの感じ方が多分おかしかっただけだと思うので、それはそれでまぁ良しとしましょう。
そして『冬幻境』、『源平闘戰譚』と２曲続けて奏でられ、一志くんの「元気ですか？」の一言でMCに入りました。
一志： 「なんか…変だな」
ファン： 「？？？」
一志： 「タワレコってさ、CD買うとこじゃない？そこでライブなんて変だな。違和感あるな（笑）」
初めての場所で少々の違和感を感じながらも、『徒然謌』、『螺旋』と、一志くんの声を美しさを十分堪能できる2曲を披露してくれました。
一志： 「この中で、今日Kagrra,のライブ初めての人いる？」
ファン： （何人か挙手）
一志： 「あーけっこういるんだねぇ。」（ここで舞扇子を手に持ち、広げる）
ファン： （一志くんに倣って舞扇子を広げる）
一志： 「ここからは、Kagrra,らしいライブを…」（すいません何て言ってたか忘れました；）
といって始まったのは、デモテープでも即日2000本が完売したという『恋綴魂』。
ステージにいる一志くんに倣って、客席にたくさんの扇子の華が咲き乱れます。
あたしは生憎My扇子（寒）を持ってきていなかったため、こそこそと手扇子で咲かせていただきました。
久しぶりだったけど、フリ忘れてなくて良かったです（笑）
そんな安心もつかの間、休むことなく送り込まれたのはKagrra,の曲でも数少ない暴れ曲『百鬼夜行』。
あたしは後ろのほうにいたのでよくわからなかったのですが、やはり今回も前のほうは押し合いへし合いだったのでしょうか？
現場に直面するとアレもなかなかキツイものなのですが、けっこう楽しくて良いなぁと思います。
もぅいい年なので、前のほうに行くことはないかもなんですが…
ファン： ざわざわざわ…
一志： 「お前らほんと元気だな。お前らが元気すぎるお陰で、俺は付爪が取れそうなんだけど」
（取れかけた爪を直そうとする）
ファン： 笑
一志： 「ところで、4月7日は何の日ですか？」
ファン： 「DVD発売日！」
一志： 「そうですね。インディー最後のライブとかが入ってるんで是非見てほしいです。8月には何がありますか？」
ファン： 「ツアー！」「全国ツアー！！」（口々に叫ぶ）
一志： 「…まとまりがないな。お前ら１つになれよ！8月は何がありますか？」
ファン： 「ツアー！」「全国ツアー！！」（口々に叫ぶ）
一志： 「そうか！”ツアー”って言ってる人と”全国ツアー”って言ってる人がいるからまとまらないんだ。ここは”全国ツアー”で揃えよう。8月は？」
ファン： 「全国ツアー！！！」
一志： 「全国ツアーですね！ここ渋谷タワーレコードにいる皆さんは、もちろん全部来てくれるよな！」
ファン： （？！）
一志： 「あれ？えと… 『全部参加しまーす！』っていう人、手挙げて～」
ファン： （パラパラと挙がる）
一志： 「（手が挙がったのは）その辺と、その辺と…（苦笑） まぁ、強制はしないので時間が合えば来てほしいと思います。」
・
・（MC続く）
・
一志： 「今年の1月1日に、僕たちはデビューしました。そのときの曲を聴いてください。『愁』」
最後となった曲『愁』では、ステージ上のメンバーも、客席のファンも、みんな一体となって楽しめた気がしました。
ただただステージを見つめる人、メンバーと一緒に歌う人、オリジナルのフリで踊っている人…方法はいろいろだけど、『Kagrra,の曲』を堪能していたのは同じだと思います。
夏の全国ツアーまでしばらく日が空いてしまうとの事だったのですが、その間にますますパワーアップして夏にまた大きくなったKagrra,に会えるのなら我慢しようと思いました。
SET LIST >>
OP.京
1.咒
2.冬幻境
3.源平闘戰譚
- – MC – –
4.徒然謌
5.螺旋
- – MC – –
6.恋綴魂
7.百鬼夜行
- – MC – –
8.愁
