4月末。
あたしはこのイベントのチケット争奪戦に参戦していて、発売開始から1時間半ほど受話器を握りしめてリダイヤルの嵐を巻き起こしていました。
途中、ネットを繋いで『取れた?』とライバル(嘘です笑)の様子を確認しつつ、相手から『取れたよ!』と連絡が来るとさらに焦ってリダイヤルの手が早くなるという…
そんなわけで、120名のみ参加できるという今回のイベントに行けたわけなんですけども…。
正直甘く見てました。一志くんと白水さんの怖い話。
どうせ七不思議とかそういう類なんだろうなぁ~ぐらいに考えてたんですけど…大変失礼しました。前言撤回します!
すごく怖かったです。鳥肌立ちまくりでした…
ロフトプラスワンって初めて行った所だったもんで、座席の取り方がよくわからなかった自分。
みんなは普通に友達なんかと座ってたんで、単身で行動してたあたしは、どうしたもんかと思いとりあえず近くにいた店員さんに『どっか席空いてないですか?』と探してもらいました。
そこで案内されたのは、なんと最前列…
ちょっとトイレが目の前にあって、芳香剤の香りが強かったのがアレだったんですけど(笑)
一志くんと白水さんを目の前で堪能できて良かったです。
ステージは畳で前に低い柵があって、そこに座卓と座布団が2枚。
後ろの壁には浮世絵と何故か凱旋門(だったかな?)のアメリカタッチな絵の掛け軸が2枚。
ロウソクが20本立ってて、それらがユラユラと燃えているのがいかにもな感じでした。
開演時間の19:00をちょっと過ぎたあたりで不気味な効果音が流れ、ステージ向かって左側の壁にあったスクリーンに”怪談奇談”と歪な形のロゴが出てきました。
一志くんと白水さんはどこから出てくるのよーっと思ってキョロキョロしてたら、後ろから「キャーッ」と歓声。
2人は客席の合間を縫うようにして登場してきました。
一志: 「稲川一志です」
白水: 「桜白水です」
一志: 「いや、桜(金造)は皆知らないでしょ(笑)」
ファン: 笑
一志: 「これから怖い話聞くっていうのに、みんな元気だなぁ~どうしたんだお前ら!」
ファン: 笑
一志: 「え~っと今日話すやつとか、お払いとかまったくしてませんのでぇ、自分で何とかしてください」
ファン: 「えー?!」
一志: 「えーじゃねぇよっ俺らにどうしろってんだよ!」
ファン: 笑
お払いとか無しで大丈夫なのか?!と不安にかられるように、イベントは始まりました。。
20話ほど話してくれたのですが、その中で覚えているものを書き出しておこうと思います。
現代の怪
1人のお金持ちのお婆さんがいました。
彼女は用心のために、ドーベルマンを飼っていました。
ある日、餌をあげようとしたら犬がぐったりとしていたので、おばあさんは具合でも悪いのかと思い動物病院へ連れて行きました。
1日入院させて様子を見るということで獣医に犬をお願いし、1人家に帰ると電話が鳴りました。
かけてきたのは先ほどの獣医でした。
『もしもし、今すぐ外に出なさい!理由は後で話すから、とにかく外に出なさい!』
何が何なのかわからないまま言われたとおり外へ出ると、しばらくして獣医が手配したと思われる警察がやってきました。
警察は捜査に入ると、家からは指を3本引きちぎられ、手が血だらけになった泥棒が隠れていたのが発見されました。
ドーベルマンは、喉に物を詰まらせたことによる呼吸困難でぐったりしていました。
それがわかった獣医が、すぐに取りだそうと口を大きく開かせたところ血だらけの指が3本出てきました。
おばあさん宅に盗みに入った時にこの犬に見つかり、噛みつかれ指を引きちぎられた…ということです。
——————————————————————————–
一志: 「最近さ、こういう現代社会における都市伝説っていうの?口裂け女とか。そういうほうが怖いなって思うようになってさ」
白水: 「この泥棒、隠れてたってことだよね?怖いよね… そういえばさ、何年か前にあったよねベッドの下に刃物を持った人が隠れてたっていう事件」
一志: 「ほんとに?!怖いよね… 独り暮らしの方は気をつけてくださいね~今日帰ったら何かいるかもしれないから」
一志くんの従兄弟より
※一志くんの親戚のお兄さん(ヤンキーだったらしい…)が実際に体験したお話だそうです。
山の上に1軒ぽつんとある廃屋に肝試しに行きました。
そこは昔、家族が焼き肉屋を営んでいたそうなのですが、何らかの事情で一家心中をしてしまいました。
まだ年も若くヤンキーだったお兄さんとそのお友達は、『肝試しをしよう』ということで車でそこへ向かったそうです。
畳はボロボロ、窓も枠だけでガラスもないような状態で『いかにも』な感じだったのですが、とくに何も起こらなかったので『つまらないな』と思いつつ持参したビデオカメラで適当に映して下山。
その後、家で同行した友人たちと映したビデオを見てみました。
お兄さんがカメラを持って、『お邪魔しま~す』と出入口から入った時
”どうぞ。”
と声が入っていたそうです。お兄さんのでも、友人のでもない声が。何度巻き戻して聞いてみても、
『お邪魔しま~す』
”どうぞ。”
と入っていたそうです。
『すっげー!!!』
大盛り上がりのお兄さんたち。他にも何か映ってたりしないかとビデオを早送りして見たそうです。
しかし、その後は特に珍しい物などは映っておらず、映像も終わりに近づいてきたので再生に戻しました。
また、お兄さんは帰るとき『お邪魔しました~』と出入口から出ようとした時…
”帰るな!”
先ほどとはうって変わって、強い口調の声が。
その瞬間、部屋中に焼き肉の香りがほのかにしたそうです。
——————————————————————————–
一志: 「普通はさ~、もぅこういうのって怖くて焦るじゃん?なのにさ、兄ちゃんバカだからさ、『これテレビに送ろうぜ!』とか言ってたんだよね(笑)」
白水: 「笑」
一志: 「しかも兄ちゃん、偶然なのかもしんないけどその3年後に山梨で肉屋に就職したんだよね(笑)」
一志くんの…(誰の話か忘れました)
※新聞にも載った未だ未解決という話です。
トンネル。だいたい山を切り開いて作ってることが多いので、様々な”想い”や”念”がつくことがあるそうです。
お兄さんとお兄さんの友人2人は、車でトンネルを通過していました。
何も問題なく走っていたのですが、車は急にエンスト。何度エンジンをかけても、車は反応してくれません。
『おかしいな…』
お兄さんが途方にくれてると、後部座席に座っていた友人の様子がおかしいことに気がつきました。
『おい、どうしたんだ?』
友人は下を向いてブルブル震えています。
『足… 俺の足見て…』
友人がそういうので、そのまま目を下のほうにやりました。
!!
なんと友人の両足首に、白い手がしっかりと掴まれています。
『うわー!!!!!』
お兄さんと助手席にいた友人は、そのまま車を下りて逃げ出しました。
しかし後部座席の友人がついてこなかったことに気づいた2人は、彼はどうなったのか心配になり車に戻ることに。恐る恐る近づいて見てみましたが、車には誰もいませんでした。近くにいるのかと探してはみたのですが、その友人はどこにもいませんでした。
——————————————————————————–
白水: 「…マジで?」
一志: 「言っておくけど、これマジですよ。新聞にも載りましたからね。」