2004.05.28 一志・白水『怪談奇談-第二夜”怪”-』@新宿ロフトプラスワン・2。

水面に映る将来の伴侶
深夜0:00に洗面器に水をはり、カミソリをくわえて覗くと将来結婚する相手の顔が見える。
子供の頃に聞いたことある人もたくさんいるだろうこの話、一志くんの知り合いの女性が実際に試したそうです。しかし、緊張して覗きこんだはいいものの、将来の相手の顔は見えませんでした。
『なぁんだ』
そう言って顔を上げた瞬間、口が開いてしまいカミソリを洗面器の中に落としてしまいました。
しかし顔は見えなかったし、まったくの嘘だと思って気にしないでいたそうです。

何年か経ち、30代に突入しても独身だった彼女は俗に言う”嫁き遅れ”になってしまいました。
焦りを感じていた彼女は、たまたま親が見合いの話を持ってきたので1回会っただけで結婚を決めました。
晴れて結婚でき、順調に生活していたのですが彼女は彼に対して1つだけ気になる所がありました。
初めて見た見合い写真もそうだったのですが、何故かこめかみから頬にかけての髪が不自然に長いのです。
『でもまぁきっと、何かあればそのうち話してくれるだろう』とその時はそう思っていました。

それから1年が経ったある日、彼は酔って帰ってきて玄関先でゴロンと横になって眠ってしまいました。
迎えた彼女はとりあえず部屋まで運ぼうとした所、彼の髪が乱れ頬のあたりがあらわになり、頬に大きな絆創膏が貼られていたのが見えました。
『あぁ、この傷を隠すために髪を伸ばして… でも、1年も前から?おかしいわ』
彼女は不振に思い、とうとう彼に問いただしました。
彼は最初は言おうとしなかったのですが、とうとう根負けして絆創膏を剥がしました。
そこには裁合した後の大きな傷が。
『それ、どうしたの?誰かにやられたの?』
彼女がそう聞いた時、彼は彼女を見て答えました。

『お前だ。』

 

むねちか君
学校に必ずと言ってもいいぐらいに存在する七不思議。
そこに、やはり必ずと言っていいほど登場する花子さん。
トイレでドア越しに呼びかけると『はぁい』と返事が返ってくるとか、その話は様々です。

一志: 「最近さ、新しいバージョンがあるの知ってる?」
白水: 「新しいの?…太郎とか?」
一志: 「太郎と花子じゃ、どっかの漫才じゃん(笑)」
ファン: 笑
一志: 「違うよ、ムネチカ君っていうの」
白水: 「ムネチカ君?(笑)」
一志: 「そうそう!なんかね、トイレでドア越しに『ムッネチッカく~ん♪』って呼ぶと”はぁい”(いかつい声)って返事が来るんだって」
ファン: 笑
一志: 「でね、その後ムネチカ君は必ず『ドリンク剤をくれ』って言うらしいよ」
白水: 「ドリンク剤!(笑)」
一志: 「俺たちもお世話になることあるけど、あのユンケルとか(笑)それを、トイレのドアの上のほうって開いてるじゃない?そこから投げ入れるんだよ」
白水: 「飲むの?それ」
一志: 「そうすると、ムネチカ君がゴクッゴクッゴクって飲むんだよ~ その後ムネチカ君なんて言うと思う?」
白水: 「?」
一志: 「『ファイト!』って言うんだよ(笑)」
全員: 笑
一志: 「でもさ、ある意味怖くない?俺は怖いよ?」
白水: 「まぁね(笑)」

 

コロムビアで肝試し
Kagrra,が所属しているレコード会社コロムビアには、前々から”出る”という噂があるらしく、実際どうなのかKagrra,で確認することにしたそうです。
でも行っただけじゃつまらないから、ジャンケンで負けた人が1階ロビーにある自販機まで1人で行ってジュースを買ってくるという罰ゲーム制に。

そこで負けたのが一志くん。
2手に分かれて、時間差をつけて出発したみたいで、先に出た白水さんは後から来る一志くん脅かしてやろうと観葉植物の陰に隠れて待っていたそうです。
そんなこととは知らない一志くん。
さっさと罰ゲームのジュースを買うと一緒にいたあっきーの名前を呼んだのですが、彼は一志くんを裏切っていなくなっていました。

「逃げられた!」

一志くんは焦り、慌ててみんなのいる別室に行こうとしたら”ドン!”と誰かがぶつかって。
誰だ?と思ってそこを見たら、白水さんだったので一志くんはちょっと安心して別室に戻っていきました。
部屋には案の定あっきーと女雅らんと真くんがいて、『なんで俺を置いていったんだー!!』と説教した一志くん。
そこに女雅らんが『いやぁ、白水が驚かしてきたから怖くなっちゃって』と答えたそうです。
しかし、白水さんは一志くんを驚かすためにずっと観葉植物の陰に隠れていたので女雅らんには会ってないと言います。

『え?女雅らん何言ってるの?』
『だって、白水の髪が俺の腕に当たったから…』
『?!』

誰の髪だったのでしょう?

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一志: 「これはね、ほん不思議だったんですよ。だって白水は俺と一緒にいたわけで、女雅らんには会ってないし…」
白水: 「うん知らない」
一志: 「しかも、いくら白水背がこんなんだ(低い)からって、女雅らんの腕(肘下あたりを示して)に髪が当たることって難しいでしょ?」
白水: 「うん(苦笑)」
ファン: ささやかに笑
一志: 「でもね、この時楓弥がスゴイこと言ったんですよ。『俺、一志がジュース買ってるときそこを子供の影が横切るのを見たんだよね』って…」

 

ロフトプラスワンは、飲食自由ってだけあってお話を聞きながら飲み食いできたのが良かったです。
一志くんは生ビール+豚キムチ、白水さんは梅酒ロックを頼んでおりました。
一志くんの食べていた豚キムチが、あたしの席までいい香りを放ってきてたまらなかったです。
なので同じ物を頼んだんですけど、しょっぱくって別の意味でたまらなくなりました(爆)


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