お別れ。

父方の祖母が逝去しました。
96歳でした。6日の仕事中、母から会社のアドレスに『ばあさん、危篤だって。』ってメールが入ってきてて
それに気づいて折り返し電話をかけたら、すでに旅立った後でした。わたしが5歳のときに、くも膜下出血で倒れて入院したのが最初だったかな。
それからもう25年か…。
『もう元気になることはないかもしれない』って昔誰かが言ってたから、知らせをもらったときはそれほどショックは無かったかな。つい最近、特別養護老人ホームに移ったんだけど、そこですぐに肺炎にかかってしまって
6日に旅立ったようです。

いま思えば、祖母はちょっと癖のある性格?で、子供の頃あんまり可愛がってもらった記憶無いんだけど↓

お誕生日のプレゼントなんかはキチンとくれてたなぁ。

直渡しじゃなくて、お父さん経由とかで笑
小さい子が苦手だったみたい。

大正生まれで英語がペラペラだった、とか
太平洋戦争の最中に疎開した台湾で、警部として同じく台湾で職務にあたっていた祖父と出会って結婚した、とか
祖母の実家は宮城の造り酒屋なんだけど、そこに某俳優さんのお兄さんが養子で入ってた、とか…

聞けばちょっと面白い経歴を持つ人だったので、大人になった今なら対等にコミュニケーション取れたかもしれないなって思います。
まぁ、どれだけ”タラレバ”を思っても、すでにいなくなってしまってるからどうしようもないんだけどさ。

そんな祖母と話した、数少ない記憶の中で今でも残ってるのが1コあって

『ウチの女は、みんな長く生きるんだ。 アンタも長生きすると思うから、ちょっとぐらい遠回りしても後悔の無いように生きていくんだよ』

っていうのなんだけど。
これに従って、わたしはこれまでもこれからも、好きに生きている次第です。

まぁー好きに生きすぎて、未だ独り身なのですけど…。


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